人類社会の中の名人、学者、各種類の専門家について,人が非常 に偉いと思うが,その実は何れも非常に渺小であり,彼らは常人で あるからだ。彼らの知識もただ常人社会現代科学の認識した僅かだ けのものに過ぎない。厖大な宇宙,一番巨視から一番微視まで,人 類社会はちょうど一番中間、一番外層、一番表面にある。生命も最 低の存在形式である,だから物質と精神に対する認識もとても少な く、皮相で可哀相なのだ。全人類の知識を掌握したとしてもやはり 一人の常人である。
一九九五年十月九日