人世渾々たり,珠目相混じる。如来世に下りて必ずや悄然となり 。法を伝える時,必ず邪門の邪魔立てがあり。道魔同傳,同に一世 におり,真か偽か要は悟りにあり。何を以て見分けるや,必ず上士 あり。果たして縁ありて悟れる者,倆々相継いで来たり,道に入り て法を得る。正邪を識り,真経を得,其の身を軽くし,其の慧を豊 かにし,其の心を充させ,法船に乗りて悠々なり。善哉!力を奮い て精進し,ずっと圓満に至る。
世に混じて悟り難い人,銭のため生き,勢のため斃に,蝿頭の小 利のため楽しみて憂え,極力戦い合い,業を一生造る。其の人若し 其の法を聴かば必ず之を笑いて,口から迷信二文字出て,心中必ず や難解にして信じ難し,此れ等の人は下士なり,難度なり。業大に して已に其の身を封じ,その慧を閉じて,本性無存なり。
李洪志
一九九五年六月十四日